地元伊賀の食材を使った、四季折々の味覚をご堪能ください。
伊賀牛は、三重県の伊賀地方で育てられている食用牛のことをいいます。
戦国時代、忍者が牛の肉を乾燥し保存食として携帯していたことから、この牛肉が伊賀牛のルーツであるとも言われ、盆地特有の寒暖の差が激しい気候、そしてストレスを受けず、豊かな緑と清らかな水によって伸び伸びと育った伊賀牛は、肉色鮮やかで牛肉の旨みが失われず、口に入れた時に甘みが広がり、芳醇な香りとコク、とろけるような柔らかさが特徴となっています。
伊賀肉とは
となっており、全頭黒毛和種の雌で厳選された血統の処女牛を利用するなど厳格で、限られた牛にしか伊賀牛の称号が与えられません。
近年、酪農家の減少・全国的に子牛の不足で伊賀牛の確保が厳しくなる現状の中、米井精肉店では、自ら牧場を拓き、子牛の肥育に挑んでいます。まだ経験が浅く、毎日の餌やりから始まる日常生活は決してたやすいものではありません。いつも心掛けていることは、牛にストレスをかけない事。一頭一頭の健康に注意を払い、生活環境を整えるよう努めています。伊賀牛は全国では珍しい生体取引を行っています。800年以上にわたる歴史の中で培ってきたノウハウを生かし伝統を守って美味しい伊賀牛を提供出来るよう日々精進しております。
年間約100頭の子牛を仕入れ、肥育している福永さん。形や毛並みのいい子牛を自分の目で厳選して仕入れます。
良い肉牛の肥育は、ただ大きく育てるだけでなく、おいしさが赤身にぎゅっと濃縮されるように育てることが大切。
安心・安全であることはもちろん、餌を与える間隔や時間を計算し、独自の健康管理によっておいしい牛肉を提供し続けています。
「牛の肥育は牛との信頼関係が一番」
とおっしゃる山田さん。
農場に来たばかりの子牛には、自分の手で全身を撫でてやることで警戒心を解き、丁寧なコミュニケーションで、1頭1頭との信頼関係を築いていきます。
愛情たっぷりの飼育によって、牛の健康を細やかに管理し、安全でおいしい肉を提供できるよう日々努力されています。
「自社農場で子牛の肥育に挑戦」
毎日、一頭一頭の健康状態をよく見て管理を徹底しています。
これからも、おいしいお肉を提供できるよう、なるべく牛にストレスを与えないよう常に心がけ、愛情をもって肥育に励んでまいります。